LEARNGATEでは生徒さんにレッスンの録音をしてもらい、
それを担当のコンサルタントに送ってもらいます。
目的は以下のとおりです。
・生徒さんの現在地を把握する
・何ができるようになって、何が改善必要かを見つける
・予習をできているかの確認
始めた理由ですが、レッスンを聞かずに担当講師と生徒さんの話をしても
How’s he doing?
Yeah he’s doing well!
で終わることがほとんどで、
実際に生徒さんの英語力を把握せず、サポートすることになるからです。
本日は、そのレッスン録音にどんなフィードバックをしているかを紹介します。
① Correction
単数・複数/冠詞のような細かい部分は訂正しません。
もし「the」を必要以上に使う場合は、
「ここはなぜtheが付きますか?」
「ここはなぜtheが付かないですか?」とレビューで質問することはあります。
昨日の例ですと、
(Teacher: T, Student: S)
T: How was your study going during Obon?
S: I could not study……more harder mmmm.. than…
と後半部分にもどかしさを感じていたので、
以下のようにフィードバックメールを送りました。
この部分、今回のスピーキングの学習範囲ではないのですが、
【Enough】を使うとセンテンス作成がスムーズです。
テキストのp182,183に載っています。
例) I didn’t study enough.
でokですよ!
次回の範囲ですが、先取りでお伝えしました。
実際に【Enough】を学習する際に、昨日のレッスンを思い出せると
シチュエーションをイメージしながら学習ができると思います。
このように、なるべく学習範囲とリンクする部分を中心に、
Feedbackをお伝えしております。
生徒さんのレベルにもよりますが、
この形でフィードバックしている理由は、
学んだフレーズをどこで使っていいか把握してもらうためです。
状況によっては、質問形式で問いかけることもあります。
② Another way to say
録音を聞いていると
「あっ、今直訳している」と感じることがあります。
この場合、大抵、単語力不足よりも、
言い方が分からないことがほとんどです。
よく、講師が言い直しをして、
「なんだ、そんな簡単に言えるんかい!」って経験ありますよね。
こういったときは、メールやレビューで、
「このとき、何を考えていました?」
「このとき、どんな日本語を頭に浮かべていましたか?」
のように質問し、問題点をヒアリングします。
そうすると、レッスンで意識して欲しいポイントが見えてきます。
③ 自己学習とリンク
発声の仕方、フローを聞くと発声の練習をできているか否かが伝わってきます。
僕と安藤は、互いの生徒さんの録音を定期的に一緒に聞いています。
昨日、彼の生徒さんの録音を聞いていました。
前回聞いたときから少し間隔が空いたため、
発話のフローがスムーズになっている変化に気づきました。
Vice verseで、
変化を見つけ出せないときは、レッスン録音を契機に
学習方法や時間の見直しをするようにしています。
他にも必要に応じて別のフィードバックをしていますが、
生徒さんにtoo muchにならないように今後も価値あることを続けていきたいと思います。
LEARNGATE Daiki Iwamoto