スピーキングを向上させる方法by茂木先生

茂木先生のTwitterをフォローしていると、たまに英語についてのツイートが見られます。
今日は『スピーキング力を上げるには?』という質問に答えられていたのでその引用です。

話す際のスピードで単語が出てくるためには、そのアウトプットの回路を鍛練するしかありません。

実践の会話がいちばんよいのですが、それ以外にも、例えば、あるジャンルの単語をできるだけ速く言う(フルーツ、形容詞、国名、人の人格を表す単語、etc)訓練をゲームのようにやったり、あるいは文章を覚えてそれを自分で言う訓練なども有効です。

話す*モダリティ*を鍛えることを試みてみてください。

シドニー、いいですね!

留学生活、楽しまれてください!

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※モダリティ=話している内容に対する話し手の判断や感じ方を表す言語表現のことである。 例えば、「きっと雨が降るだろう」という文では、「雨が降る」ということに対する話し手の推測が「きっと~だろう」によって表されているので、この部分がモダリティであるといえる。

「話すモダリティを鍛える」という部分の理解が難しいですが、ここは「感じ方を表す言語表現」を増やしていきましょう という意味だと捉えています。

茂木先生のツイートの中には、スピーキング力を上げる方法として3つ上がっています。

①実践の会話
②あるジャンルの単語をできるだけ速く言う訓練/ゲーム
③文章を覚えてそれを自分で言う訓練

やはり「実践の会話」はスピーキング力を上げるために非常に重要なことがわかります。
会話をたくさんすることで、会話が上手になる 至極当然の事かもしれません。

②のあるジャンルの単語をできるだけ速く言っていくというゲームは、私の中で新しいアイデアだったので面白いなーと思いました。

特に茂木先生があげられた例の中で、私が「面白いな/訓練になりそうだな」と思ったのは「人の人格を表す単語」です。

下の枠に人の性格を表す単語を書きますが、これだけの単語がパッと出てこれば、人について話しているときにぱっと英語が出てくるし、「上手く英語にできなかったなー」と思うことが減ると思います。

優しい gentle
親切な kind
率直な frank
愛想の良い amiable
思いやりのある considerate,thoughtful
きちんとしている decent
礼儀正しい polite
気前がいい generous
勤勉な/真面目な diligent
厳しい strict
謙遜な、控えめな humble
好奇心旺盛な curious
時間に正確な punctual
正直な honest
情熱的な passionate
熱心な eager
積極的な aggressive
楽観的な optimistic
賢い smart
繊細な delicate
大胆な bold
謙虚な modest
用心深い careful
勇敢な brave, gallant, courageous
我慢強い patient
保守的な conservative
男らしい masculine
女らしい feminine
純真な innocent
意地の悪い mean
無作法な rude, crude
疑い深い skeptical
敏感な sensitive
嫉妬深い jealous, envious
神経質な nervous
短気な impatient
恥ずかしがりやの shy
嘘つき liar
わがままな selfish
邪悪な evil
卑劣な mean
怠惰な lazy
悲観的な pessimistic
消極的な passive

単語をちゃんと知っていて、それがパッと出せる これがスピーキング力向上において大切です。
その単語量を増やすためにも、上のような単語をカードにして、ゲーム感覚で増やしていくこともいいなーと思います。

ゲームになると複数人必要ですが、『1つのジャンルの単語を言いまくる』これは一人でもできることなので、ぜひ取り入れていきたいですね!

英語学習コンサルタント 安藤 勇人