CEFR

 

車か何かの名前っぽいですよね。

CEFR: Common European Framework of Reference for Languages

簡単に言うと言語習得状況の「ものさし」みたいなものです。

世界的に(特にヨーロッパ)で使われている”英語力”の指標です。

 

 

CEFR 言語運用能力
C2 聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した法歩で再構成できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができ、非常に複雑な状況でも細かい意味の違い、区別を表現できる。
C1 いろいろな種類の高度な内容のかなり長いテクストを理解することができ、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会的、学問的、業務上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細なテクストを作ることができる。その際テクストを構成する文句や接続表現の用法をマスターしていることがうかがえる。
B2 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑なテクストの主要な内容を理解できる。お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である。かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細なテクストを作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる。
B1 仕事、学校、娯楽、で普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。その言葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近で個人的にも関心のある話題について、単純な方法で結びつけられた、脈絡のあるテクストを作ることができる。経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができる。
A2 ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接関係がある領域に関する、よく使われる文や表現を理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。
A1 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と言い回しは理解し、用いることもできる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、持ち物など個人的情報について、質問したり、答えたりできる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け舟を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。

参照)ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッチ大学英語検定機構

 

文字に加えて、以下の表を見ると分かりやすいと思います。

 

 

以下は僕の体験談です。参考までに。

 

A1-A2

右も左も分からない状況から始めて、覚えた単語を聞いて理解して使えて喜びを感じたステージ。

「通じるじゃん!」「言ってることが少し分かった!」

など小さな成功体験を積みやすい。

脱出期間はインプットがあるとそんなに時間は掛からない。

 

B1-B2

このステージが1番しんどかったです。

A1-A2の時は成功体験を見つけやすいのに対して

僕の場合はB1-B2の時は成長実感を抱きにくかったからです。

「え?本当に伸びているの?」と感じる日が多かったです。

 

自信を持ちにくいステージでもありました。

 

おそらく

成長実感を抱いていなかったから

比較対象がC1になって自分の勉強不足というか現実を知ったから

 

英語が伸びていないことを何かのせいにすることもありました。

今なら絶対にしないことをしていたと思います。

 

たとえば、

講師がレッスンに遅れて来た時に態度に出したり

他責というか自分が出来ていない理由探しをしていた気がします。

 

今振り返ると、学習のスタンスや心構えをもう少し改善していたら、

成長実感をより早く感じれたかなと思います。

 

C1に到達した時の手応え、そしてB2C1の違い

色々定義があると思います。

あくまで個人的な意見です。

 

Being able to speak without thinking

 

これがC1になったときに感じたB2との1番の違いです。

 

英語を英語で話せると言うか、

英語を英語で聴けるというそういった感覚です。

 

もちろん今でも話している時、リスニングをしている時、

日本語を介すことはあります。

ただ、圧倒的に日本語を介す量は減りました。

 

 

今、英語学習をしている方、

1秒でも早く上達したいと思いの方、

1秒でも長く続けられる方法を探してみてください。

そして、少しでも英語が好きになれる方法を探してください。

 

やはり英語に面白さを感じることができると、

 

“これって何て言うのだろう?”

“ここもっと知りたい!”

 

というような好奇心が芽生えます。

 

 

口語表現などを増やしていくには、本当にこれの積み重ねですよ。

 

 

Keep going!

 

 

LEARNGATE Daiki Iwamoto

1 Comment

現在コメントは受け付けておりません。