Aさん / 2019年5月 コンサルティングプラン卒業
ランゲート入会前に思い描いていた卒業時の英語力を100だとした時に、現在の英語力はどれぐらいですか?数値で教えてください。
80
現在の英語力の自己評価を100-200字程度で教えてください。
基本的な会話であれば、聞き返し、言い返しもあまりせず続けることができる。ただ、語彙力の問題もあり本当に伝えたいこと、深い意見はまだ話すことができない。英会を聞く、話すことに対する抵抗はなくなった。
1年間の学習で、辛かった事と嬉しかった事で印象に残っていることがあれば教えてください。
辛かった事:勉強を始めてから半年は勉強の成果も見えなかったこと。瞬間英作文とシャドーイングだけで本当に会話ができるようになるか不安だった。
嬉しかった事:英語を使う会議に出席した後、上司、同僚に「英語話せたんだ」と言われたこと。英語を話す機会はそれまであまりなく、初めて話すのを聞いて驚いた様子だった。
コンサルタントから見たAさんの学習軌跡
Aさんの学習時間の達成率は全体と通して約90%でした。
ほとんど完璧に学習を継続してくださっていましたが、最後の1-2ヶ月だけが、お仕事の都合上約70%でした。
仕事が多忙な中でも何とか70%をキープしてくださったことは、本当に感謝です。
スタート時はほぼ単語のみの返答
スタート時のスピーキング力は、
返答までに時間が掛かかるものの、自己紹介に関連するセンテンスであれば1文を作成できていました。
(例: My name is ○○. I work for ○○.)
ただ、質問によっては1単語で答えることがほとんどでした。
リスニングでは、初回の外国人講師とのレベルチェックでは、自己紹介に関する質問がほとんどですが、
しっかりと聞き取れていた質問は3-4割程度でした。
質問から返答までのスピードを見る限り、音を聞き、頭の中で時間を掛けながら情報処理をしていた姿は今でも覚えています。
自己学習に関しては、発話の練習(例えばシャドーイングや音読)が未経験であったため、
「声をしっかり出してのシャドーイング」に慣れるまでも時間が必要でした。
3ヶ月後の変化
単語・単語でコミュニケーションをしていた初期から、3ヶ月後には少しずつフルセンテンスでの回答が増えていきました。
馴染みのある質問(たとえば、What did you do last weekend?)のように、
1文であればスラッと英作できるセンテンスも少しずつ増えてきた時期です。
学習初期は、学習方法について何度も話し合いをしました。
Aさんのコメントでもあるように、
「本当にこの学習でいいのか?」という葛藤があったようです。
大きな変化を感じることができず、辛い時期でもあったと思います。
それでも基礎の練習を徹底してもらいました。
半年が経つと、関係代名詞や接続詞が使えるようになり、知識と知識を繋げていくことで発話量が増えてきました。
10ヶ月目からの成功体験
Aさんに関して嬉しかったことは2つあります。
どちらも学習10ヶ月目以降で、
① お勤め先で、外国人のクライアント相手にプレゼンテーションを成功したこと。
実際に私もその音源を聞かせていただきましたが、質疑応答も含めしっかりとやり切っていました。
もともと、「英語でプレゼンできるようになる」を目標設定としていたので、学習期間内で目標を達成でき、本当に嬉しく感じました。
② 外国人の同僚と何気ない話をスムーズにこなせたこと。
Aさんが自動販売機でコーヒーを買っている時、ふと外国人の同僚に話しかけられたことがあったそうです。
2人の部署に関する共通の話題から、他の話に発展するまで、数分間、突発的に会話を続けられたことを報告いただきました。
どちらかというとAさんは感情を大きく出されない方なのですが、
上記報告を嬉しそうにお伝えしていただいたときは、とても嬉しかったです!
リスニングの一番の変化
リスニングでは、学習初期は音を1つずつ追っていて、音に慣れることが大きな課題でした。
2,3ヶ月もするとシャドーイングにも慣れ、学習自体の精度が上がってきました。
それに伴い、英語の音やスピードにも少しずつ慣れてき始めた印象がありました。
リスニングに関して、1番変化を感じたのは以下です。
学習9ヶ月目、非ネイティヴ→ネイティヴ講師にスイッチしました。
初回レッスンの録音を別のコンサルタントと一緒に聞いていましたが、Aさんのレスポンスの早さ、質問に対する回答、リアクション含め、しっかりと音をキャッチし意味を理解できていることが伝わってきました。
初回レッスンでの聞き返しは、25分の会話の中で2,3回ほどでした。
直接リスニング力には関係が無いかもしれないですが、分からない部分があっても、聞き返しながら自身で問題解決できるようになったのも大きな収穫です。