LEARNGATE ライブラリ | Vol 2 スラスラ話すための瞬間英作文シャッフル

 

書籍名 スラスラ話すための瞬間英作文シャッフル (Amazon)
著者 森沢 洋介
出版社 ベレ出版 (2010/06/10)

書籍概要

森沢洋介さんという英語学習法指導者が書いた教材。
下記の難易度のフレーズを瞬間的に英作してスピーキング出来るようになる事を目的としています。

 

 

 

 

このテキストの位置付けは以下のとおりです。

(引用元:ベレ出版)

 

図で確認すると、①を学習終了後、

何冊か学習してから当テキストに進むようナビゲートされていますが、

①が終わり次第、当テキストに進んで大丈夫です。

 

②は、①を徹底的に学習できていれば必要ありません。

あれもこれもと手を出したがる方がいますが、1冊しっかりと学習した方がいいです。

 

③は、前半部分は活用しやすいものの、後半部分はセンテンスが長すぎるため

日本語を聞いて・読む作業に必要以上に時間を費やしてしまいます。

 

⑤は、①と形式が違うため、慣れるまで少し時間が必要になります。

そのため、①をしっかりと学習できた上で当テキストに移行することを推奨します。

 

 

こんな人にオススメ

英語歴

★★★☆☆

文法力

★★★★☆

スピーキング力

★★★☆☆

 

どんどん話すための瞬間英作文をしっかり学習できた方。

中学英文を理解し使えるようになってきたがレスポンスを上げたい方。

TOEICで高得点(たとえば800点以上)の方でも、

流暢性や時制の使い分けの改善が必要な方は当テキストから学習することを推奨します。

 

下記の日本文レベルを正しい文法で発話できるが、

途切れ途切れの発話になってしまう方が対象です。

 

・彼はフランスで撮った写真を失くしてしまった。

・何もすることが無かったので、トムはすぐに家に帰った。

 

コンサルおすすめポイント

次々と異なる文型が出てくるため、瞬間英作文(青)の総復習となります。

センテンスの長さが丁度よく、

リスニング学習で聞いた単語・レッスンで使われている単語をベースに

英作練習に特化することができます。

ですので、このテキストで学んでいることはレッスンにリンクしやすいです。

 

現在完了形、関係代名詞・関係副詞、不定詞、接続詞など、英語学習が苦手とする部分も

網羅されているため、何度も間違えてしまうポイント(自分の弱点)を見つけやすいです。

分からない部分がありましたら、必要に応じて瞬間英作(青)に戻って復習をしてください。

 

得られる英語力

1周目は、頭の中で文法に沿って英作をしている段階です。

まずは、3ヶ月を目標とし1周を終わらせてください。

 

1周終わりますと、得意なフレーズの数が増え、

レッスン中にそれらの英作スピードが上がってきます。

 

2周目以降からは、英作が楽しくなってきます。

というのも、文法の応用力が付いてくるからです。

文法の応用力があると、言いたいことの単語が思いつかなくても、

違う方法で言い換えができるようになってきます。

 

特に2周目以降からは、使役動詞・知覚動詞、

自分の苦手とする文型に特化してください。

これらが出来るようになると、

今まで遠回りして説明していたセンテンスも

端的にかつスムーズに英作することができるようになり、

相手に理解のされやすい英語を話せるようになってきます。

 

使い方

瞬間英作文(青)同様、暗記が目的ではありません。
文法に沿って英作の練習をしていくことが目的です。

テキストは、
左ページ: 日本語
右ページ:英語
の以下のように構成されています。

 

 左ページ「今日は泳ぐのに十分暖かい。」を見て、「It is warm enough to swim today.」

と英語で言ってみます。

最初はゆっくりで構いません。
正しく英作できていたか、右のページで確認してください。

 ①を複数回繰り返し、英文を口に落ち着かせる作業をします。
何回か繰り返すと、学習しているセンテンスは言いやすくなってきます。

 音を聞きながら日本語→ ポーズ →英語のポーズの間に英作練習です。
ここからは英作スピードを意識していきます。
スピードに慣れ始めた段階で、声を大きくし、イントネーションを真似していきましょう。

ポイントは以下の2点です。

 

1.発話

最も大事なことは、声に出して練習することです。
①,②,③全ての段階で、完成度に比例させ声のボリュームを上げていきましょう。

2.繰り返し

なんと言っても繰り返しです。
繰り返しの数に応じて、完成度は上がり、実際に使えるようになっていきます。
暗記が目的ではありませんが、副次的に暗記するところまで学習していきましょう。

 

瞬間的に英作するフロー

ここで言う瞬間とは、日本文を聴いて、聴き終わるぐらいにはすでに英作が始まっているぐらいのスピード感です。

早口でセンテンスを言う必要はありませんが、一単語目は早くレスポンスできるように練習していきましょう。

 

日本語を聴きながら、そのシチュエーションを頭でイメージして、英作していきます。

仮に答えと違っていても、正しい文法を使ってそのシチュエーションを表現出来ていればOKです。
書いてある答えにこだわらなくても大丈夫です。

 

注意点、よくある質問

完璧主義になり過ぎない。最初から100%を意識せず、止まらずにどんどん進めましょう。

Q.こんなフレーズ普通の会話で使わない。

A.他の言い方で言えそうですか?その場合は問題ありません。
ただし、このテキストの目的は文法に沿って英作できるようになることです。
1つの練習として捉えてください。

Q.文法が分からない。

A.各ページ下部に文法の解説があります。
スペースの関係で限られた解説しかないため、
必要に応じて文法書やインターネットで調べる必要があります。
文法が理解できていない理由の大半は、
・繰り返しの回数が足りない
・理解をしていない
のどちらかが大半です。
繰り返した上で理解できていない場合は、適宜、調べて理解を深めましょう。