最近ご自身のセカンドIDについての書籍を出版された元俳優の小橋賢児さん。
近年はULTRA JAPANのプロデュースなどを手がけてらっしゃるのは知っていたのですが、テレビで見なくなってからのライフスタイルに興味があったので、読んでみました。
小橋さんの半生については、なんか色々大変だったんだな、、俳優って大変そうだな、、みたいな陳腐な感想しかなく申し訳ありませんが、
とにかく幼少期から行動力がすごい人だったみたいです。
子役のオーディションも自分で申し込んでたみたいですね笑
そんな小橋さんですが、
俳優業を休止する前に突如ネパールとアメリカに行かれるのですが、
ネパールは精神的な休息や自分に必要な何かを探すために約10日間、
そしてアメリカは英語を身につけるために約3カ月間、それぞれ滞在していたようです。
この記事で紹介したかった事は、
小橋さんがアメリカ滞在時に、色んな人種の人が集まって議論する場に行っても、最初は当然何も話せない、そして、日本のように意見を言わない人を気遣う文化もないのでそのまま放置されているわけですね。
それが悔しくて小橋さんは毎日猛勉強するのですが、(こういう経験は留学経験のある人はきっと分かるのでしょう)3ヶ月ほど経過した時に、ある日突然ニュースで言っている事が理解出来るようになったようです。
そこからはどんどん話せるようになり友達も増え、英語も上達していくようになるのですが、
言いたい事は、「突然そういう瞬間が来るので頑張りましょう」という事ではなく、
「小橋さんのようにとにかく行動に移しましょう」という事でもなく、
逆に、
小橋さんのように突然英語が出来るようになるなんて事は国内で学習している限りありません
という事です。
国内で頑張っている皆様、そんな瞬間がいつか訪れるのを静かに待つのはやめましょう。
日本語の方が多く触れる生活にいては、たとえかなり頑張っていたとしても、”その瞬間”はやってきません。
英語が出来るようにならない、という話ではありません。
それはちゃんと勉強すれば大丈夫です、ご安心ください。
でも英語圏で勉強している場合とは、実感のスピードやタイミング、スタイルが異なります。
日本で学習している場合には、というか日本語の方が多く使う環境にいる場合には、現在よりも少し難しいレベルの学習や環境を用意してトレーニングする、
そして何が出来るようになったのかを、過去と比較しながらレベルアップを確認する、という風に現実的な実証実験のようなフローを踏んで進んでいくのが堅実です。
“その瞬間”を待って、強引な勉強を進めてもかなり長い時間待たされる事になってしまいます。
そして諦めてしまい、
英語があまり出来るようにならなかったという気持ちが色濃く残る状態までしか行けません。
国内で頑張っている皆様
待つのではなく、自ら出来るようになった部分を見つけに行きましょう。
You can find it , definitely.
LEARNGATE Endo