スピーキングの概念化

第二言語習得論で、概念化という言葉が使われることがあります。

え、何それ?美味しいの?
と思うかもしれませんが、そんなに美味しくありません。

概念化=どのような内容を話すか頭の中でイメージすること

参考までに、以下がスピーキングの際に脳内で起きているプロセスです。
——————————–
① 概念化 ⇨ ② 文章化 ⇨ ③ 音声化
——————————–

難しい日本語をイメージすると必然的に難しい英語を考えることになります。
一方で、英訳しやすい日本語をイメージできると英作は楽になりますね。

さて、どうするか。

日本語を勉強している外国の方と日本語でお話ししているイメージをしてください。

あなたは、
A: 友人と話すように話しますか?

B: 相手が分かりやすい単語を使って話しますか?

恐らくBでしょうね。

そこで使っている日本語を①でイメージできると、
英作が楽になり、ナチュラルになります。

ナチュラル=みんなが使っている単語/言い方で英作できている。
と定義しておきましょう。

僕の経験則ですが、Bが上手い人って、英語もすごく自然なんですよね。

「言いたいこと言えないな~」と思いの方、
「どう言ったら相手が分かるかな?」と思考のチェンジができると、
コミュニケーションをより円滑に行うことができると思います。

Have a good one!

LEARNGATE Daiki Iwamoto